漣(さざなみ)農業日記

農業によせるさざなみから自分を考える

今押し寄せる波は、さざなみなのだろうか、荒波なのだろうか。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

市民と共存する農業

染谷農場とさんち家(H.Pより) 柏市の染谷さんに「漣」への執筆をお願いしたのは、福島の原発事故から2年を過ぎた2013年9月で、染谷さんが15名の農業者とともに、農産物直売所「かしわで」をスタートさせて、もうすぐ10年がたつという頃でした。 順調だった直…

つないでいきたい・・農村の組織活動

2015年5月の「漣」の巻頭言は、君津市の榎本冨美雄さんが書いてくれた。内容は、千葉県ではじめてできた君津市の認定農業者協議会についてである。1995年に榎本さんが中心になって設立された協議会は、この年20年がすぎ、消費者と連携する農業を柱に次々と新…

よそから農村に人がはいる・・安西さんの話のつづき

安西さんの経営は、ここ10年くらいの間に大きく変化したと言えそうである。一つは販売先の多様化による生産品目の増大である。面積も大きくなったのだろう。なにしろ、トウモロコシは現在2ヘクタールも作っているらしい。しかし、この変化よりも大きいのは、…